海外と取引する際には、輸入・輸出する貨物がどんなものかを記載した書類が必要となります。
そんな貨物の情報を記載した書類は「マニフェスト(積荷目録)」と呼ばれますが、この書類の提出期限が決まっているものがあります。
今回はマニフェスト(積荷目録)と24時間ルールについてご紹介します。
【マニフェスト(積荷目録)とは?必要性は?】
マニフェストは船にどんな貨物が積まれているかの詳細が書かれた書類です。
貨物の詳細を相手国に事前に知らせることで軍事利用されないようになどの確認をする役割があります。
そんなマニフェストには24時間ルールと呼ばれるアメリカをはじめとするEU加盟国、または加盟国を通過する貨物に義務付けられた提出期限があります。
※EU加盟国:アメリカ・イタリア、フランス、オーストラリアなどを含む27か国(2022年現在)
これは、
✅貨物が船に積まれる前
または、
✅貨物を積んだ船が港を出る24時間前
までに相手側の税関に提出するという決まりです。
【マニフェストの注意点】
その他、マニフェストに記載される内容には注意が必要です。
マニフェストの内容は基本的に、
船会社が輸出者の貨物を受け取ったときに発行される書類(B/L)を元に発行されます。
そのため、
元の情報に間違いがある、相違があるといった場合には、船が港に到着しても荷物の受け渡しができない場合があります。
元データとなるB/Lの他にも、
- インボイス、パッキングリストなどの書類の内容が同じか?
- 書類と実際の貨物の内容に相違はないか?
といった確認が必要です。
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貿易では輸送するだけでも多くの書類と確認が必要です。
これらが1つでも足りない、または相違があると税関で止まってしまい時間や労力がかかる。
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