海外に輸出をする際、サンプル商品の発送を頼まれることがあります。
今回は、サンプルや不良品の代替品などの発送についてお話しします。
【0円(無償品)でもインボイスが必要?】
まず、結論を言うと、インボイスは無償品であっても必要です。
※インボイス(仕入書)についてはこちらの記事をご参照ください。
ですがここで注意が必要なのが、インボイスに記載する金額です。
無償なので0円(JPY0.-)と記載してしまうと税関で止められてしまいます。
なぜかというと、関税にかかる金額はインボイスの情報や物の価値に対して決める必要があるためです。
そのため、インボイスの金額欄にはNO COMMERCIAL VALUE(商業価値がないもの)と記載しましょう。
【0円(無償品)でも関税がかかる?】
さて、無償品でもインボイスは必要ということがわかりましたが、0円の物を発送して関税がかかるとマイナスになるのでは…と思った方もいらっしゃいますよね。
海外取引では関税がかかり、無償品だから免税ということはありません。
しかし、各国で関税制度は多少異なりますが、「商業用ではないサンプル品である」「価格が関税をかける金額に満たない」という条件では関税がかからない場合もあります。
そのため、サンプルとはいえ、発送する物の価値が高い場合は関税がかかる可能性もあります。
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