前回は、社内体制の不備が原因での輸出失敗についてご紹介いたしました。
貿易をする以前に交渉すらできなかったことで
海外進出を諦める結果となりました。
今回、パート2ではさらに他社の事例を元に、
失敗しない貿易のコツについてお話しします。
〈 最初から読む 〉
【事例②:取引先が見つからない】
他社での失敗事例です。
機械部品の製造を行うB社。
主要取引先からの発注が半減したことがキッカケで
海外市場の開拓を試みました。
そこで、すぐに海外企業のリストを作成しメールでアプローチを開始。
さらにカタログを郵送するも、
反応がないまま解決案も出せず滞ってしまってしまいました。
【なぜ失敗してしまったのか?】
今回の失敗の一番の要因は、
海外企業に刺さるアプローチができなかったこと。
また、メールや郵送といった
スルーされる確率が高い方法だった事が挙げられます。
国内外問わず、突然見知らぬ企業から
営業と思わしきメールが来た場合、
その内容や件名が非常に興味深い、
魅力的な内容でなければたいていは無視されてしまいます。
こうした
貿易をする意欲はあるのに販路開拓ができずに、中断してしまう中小企業も多いのが事実です。
【失敗しないためにはどうすればいいのか?】
では、どうすればいいのかというと
可能であれば知り合いに紹介をしてもらう。
また、電話でアプローチをする。というのも効果的です。
電話でのアプローチは英語での会話が必要となりますが
スピード感や温度感もわかりやすく、自社の製品の良さも伝わりやすいです。
また、アプローチした企業には輸入・輸出できなくても
知り合いの企業を紹介してもらえることもあります。
弊社では、販路開拓のためのリスト作成やアプローチはもちろん
実際の商談や交渉も「あなたの企業の貿易事業の担当者」として貿易に関わる業務を全て代行可能です。
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- 販路を開拓したいがツテがない
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参照(https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000189/boueki_soudan.pdf)